会社のスクラム研修を受けてきた感想(後編)
会社のスクラム研修の感想続きです。
印象に残ったことを羅列します。
☆KPT
KPTについては下記のページが大変参考になりました。
KPT自体は知っていたんですが、印象に残った考え方は
”Problemを一般化しないこと”です。
一般化せずに「◯◯が☓☓だったので〜が困った。」というように具体的にすることにより行動レベルのTryを考えやすくなります。確かにぼやっとしたProblemを上げるとぼやっとしたTryになりがちな気がします。
☆バーンダウンチャート
進捗管理といえばガントチャートで管理し、イナズマ線が凹んでるとこについて攻撃したりごまかしたりするイメージですが。。。w
バーンダウンチャートは基本、右肩下がりの折れ線グラフになります。
全てのタスクを完了させるとy軸が0になります。
バーンダウンチャートはチーム単位で作成します。そのため個人攻撃になることは少ないと思いました。むしろ、チーム全体が遅れていることがよくわかるのでチームとしてどういう行動を取ればよいのかということが考えやすいです。
グラフがぐっと下がると達成感ありますね♪
☆スクラムは全てのタスクに関わらなければいけない
自己組織化というのでしょうか?スクラムではチーム全員が見積もりからリリースまでの全工程に参加します。また、各スプリントで達成するユーザーストーリーを全て把握している必要があります。
数ヶ月レベルで開発を行うウォーターフォール開発で想像してしまうとそんなの無理だと思ってしまうんですが、それが実現できるほどにユーザーストーリーを細切れにしているんですね。
全員が当事者。目的を共有しPOの要求に答え、素早く定期的にフィードバックをもらう。。。。
続けていくには大変そうですが本当に使ってもらえるものができそうな気がします。