2017年9月26日 Google OnBoardに行ってきました
GoogleCloudPlatformの入門セミナー「Google Onboard」に参加してきました。
こちらのセミナーはエンジニア向けのイベントで、内容としてはGoogle Cloud Platform (GCP) の概要や各種サービスの紹介が中心でした。
参加者は数百人規模で会場は超満員でした!
アジェンダ
- 今なぜ GCP を学ぶのか?
- モジュール 1 – Google Cloud Platform のご紹介
- モジュール 2 – Google Cloud Platform の始め方
- モジュール 3 – Google App Engine と Cloud Datastore
- モジュール 4 – Google Cloud Platform ストレージ オプション
- モジュール 5 – Google Container Engine
- モジュール 6 – Google Compute Engine とネットワーキング
- モジュール 7 – GCP のビッグデータ
- GCP の機械学習
- Google Cloud Spanner のご紹介
印象に残ったセッションについて感想を書きます。
今なぜ GCP を学ぶのか?
登壇者は「ITエンジニアのための機械学習理論入門」の著者の中井悦司さんでした。
この本は読んだことがなかったのですが、Googleの方の著書だったんですね。
(経歴見る限り、去年、レットハッド→Googleに入社したんですね)
個人的感想としては「なぜGCPを学ぶのか」というより、
「なぜパブリッククラウドを学ぶのか」というプレゼンだったと思います。
話の中で"DevOps"が引き合いに出されていました。
最近流行り言葉になっていますが本当の意味でDevOpsを実践できているのでしょうか?
GoogleではDevOpsとは言わずにSRE(Site Reliability Engineering)という言葉を使うらしいです。
Googleのエンジニアは、役割はアプリ開発・基盤開発などのように分担されていますが、お互いがアプリ・インフラ両方の知識を持つそうです。
それにより、お互いが他担当者のために最適な働きができるのでしょう。
エンジニアとしてこの先、生き残るためには以下の事が必要だと言っていました。
- インフラを正しく理解する
- 役割ではなく、知識範囲としてのフルスタック
パブリッククラウドの普及によりインフラ環境は容易に手に入るようになりました。
それらをどう使うかを把握しておかないといけないということでしょうか。
プレゼン中に紹介されていたGoogleが公開している論文の日本語解説も読みたいです。
コラム:グーグルのクラウドを支えるテクノロジー|CTC教育サービス 研修/トレーニング
GCPの各種サービス紹介(モジュール 1〜モジュール 7)
AWSもあまり知らないので比較はできないのですが、
各種サービスのプレゼンの中で共通して言われていたことは以下だと思います。
- マネージド(利用者はサーバ管理不要)
- スケーラブル
- 移植性が高い
- インターフェースが整っている
これらにより、エンジニアは顧客要求を満たすためのアプリ開発に集中できます。
本来ハマるべきでないところはGoogleに任せて、スピーディにサービスを提供すべきということでしょう。
近いうちに各セッションごとの概要を記載します。。。
雑感
アプリエンジニアもインフラ知識が必要だと痛感しました。
どうやって身につけたらいいんですかね・・・
登壇されている方々は、普段はエンジニアでありながらプレゼンもとてもうまかったです。
無料のセミナーにも関わらず、お弁当やコーヒーやワッフルが配られたり、
記念品のタオルをもらえたりとさすがGoogleだと思いました。(笑)